フリーランス人事って?最近増えてきている人事の新しい働き方

フリーランス人事って?最近増えてきている人事の新しい働き方 人事のキャリア

フリーランスといえば、エンジニアやデザイナーといったクリエイティブな職種をイメージする人が多いと思います。もちろん、世の中にはそれら職種のフリーランスはたくさんいます。しかし、実は今、フリーランスで人事の仕事をしている人も増えてきているのです。多様な働き方を選択している人が増えてきている今、人事としてキャリアアップを目指している方は「人事は企業という組織で働く仕事」という固定観念をなくし、新しい働き方の選択をしてみるのはいかがでしょうか?今回は、そんな「フリーランス人事」について、市場のニーズからその始め方まで、ご紹介していきます!

フリーランスの市場拡大について

フリーランス人口の拡大

2020年までの調査まで横ばいになっていたフリーランス人口は、2021年調査では57%増の1,670万人と過去最大となりました。これは労働人口の24%をフリーランスが占めていることになります。また、2021年調査では1年以内にフリーランスとなった人が517万人となり、2020年調査から約200万人増加しました。

学ぶ人事
学ぶ人事

※ちなみにアメリカでは労働人口の35%がフリーランスらしいです。(2019年調査時点)

経済規模の増加

フリーランス人口の増加とともに、経済規模も大きく増加しています。2020年調査では18兆円規模であったのが、2021年調査では28兆円規模となっており、10兆円増加で過去最高を更新しています。

副業・複業ワーカーの増加

実は2020年までに減少傾向だった副業・複業ワーカーの数も増加し、2021年には800万人を超えています。これらの背景としては、コロナ禍において、本業だけでは収入が十分でなくなってしまったり、在宅ワークが増加して副業に使える時間が増えた、といった人たちの増加がありますね。また、厚生労働省では、「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日 働き方改革実現会議決定)を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。これらの動きにより、どんどん働き方が多様化していくのが容易に想定できるでしょう。

出典:【ランサーズ】フリーランス実態調査 2021 https://speakerdeck.com/lancers_pr/huriransushi-tai-diao-cha-2021

出典:厚生労働省 「副業・兼業」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

 需要が高まるフリーランス人事

年々難化する採用活動への需要

人事の業務の一つに「採用業務」があります。人事といえば採用というイメージを持つ方も多いかもしれません。一見華やかな仕事に見える採用業務ですが、実は年々と人材採用が難しくなっているのです。理由としては、まさに今回のテーマである様々な働き方が広がりつつあることで、企業に就職する人の数が減少していたり、エンジニアなどの職種についてはどこの企業も人員を増やすことを要している中、特に中小企業には人が集まりにくいといった背景があります。

そこで、採用活動を強化するために需要が伸びているのがフリーランス人事です。規模の小さい企業の人事の多くは、採用業務だけではなく、その他の人事業務(人材育成や労務管理など)もこなす必要があるため、採用活動に注力することができません。そこで、専任の採用担当者として、フリーランス人事を活用するといったところが増えてきているのです。

人材育成や労務管理へのフリーランス人事需要も

フリーランス人事の需要は採用業務だけではありません。人材育成も同様に、専任で対応できる人材がいない企業は、人材育成の経験のあるフリーランス人事にその業務を任せることがあります。また、労務管理においても、設立したての企業などは社員の労働時間の管理や給与計算などのノウハウがわからないため、労務経験のあるフリーランス人事に体制整理を依頼することもあります。

フリーランス人事に求められること

フリーランス人事を活用することで企業は様々な成果を期待しています。例えば下記のような成果です。

  • 即戦力として人事業務をこなしてもらえる
  • 必要な期間、必要な時間に、必要な業務をしてもらえる
  • 人事の専門家から人事業務に必要なノウハウを取り入れられる
  • 人件費や時間を節約できる

見てわかる通り、フリーランス人事は人事業務について熟知しているため、業務を教えなくてもすぐに必要な業務を進めてもらえるという点が企業側のメリットとしては大きいですね。育成の時間や労力が必要ないので人件費や時間の削減に繋がります

フリーランス人事のメリット・デメリット

フリーランス人事のメリット

働き方が自由

フリーランスの何よりのメリットは、時間や場所に制約がなく、自由に仕事ができる点です。案件によっては週1日だけでOKといったクライアントや、完全在宅勤務でOKといったクライアントがあったりします。一つのクライアントに絞るのではなく、複数のクライアントと契約し、自分のやりたいとおりに仕事の内容をアレンジすることができます。

人事として早く成長できる

即戦力として求められるフリーランス人事は、成果を出すスピードも期待されていますので、しっかりと前提知識やスキルを磨いておかなければなりません。一方で、だからこそ、人事としての成長スピードが早いというのはメリットといえるでしょう。また、短期間で成果を出す、複数のクライアントでそれぞれの仕事をする、といったように、様々な仕事を短期間で多く経験できます

収入増加が期待できる

企業の人事として仕事をする場合、いくら頑張って成果を出したとしても、急に給料を上げてもらえるということはほとんどありません。一方で、フリーランス人事は、自身が持っている知識やスキル、あるいは仕事の成果に見合った報酬を得ることができるため、自身を高めていけばいくほど収入増加が期待できます。一つのクライアントとの契約を終え、また次のクライアントと契約する際にはそれまでの経験をアピールことで報酬を上げる交渉も可能になります。

フリーランス人事のデメリット

自分で仕事を探す必要がある

企業で正社員として人事の仕事をする場合は、上司から割り振られた業務をこなしていくということが通常でしょう。少し悪く言うと、言われたことをやればいいのです。一方フリーランス人事は、待っていても誰かから仕事がもらえるわけではありません。クライアントとの契約期間には長短あるものの、いずれにしても終了したらまた新しい仕事の案件を探し、仕事を任せてもらえるよう、営業をしていく必要があります。

働きすぎてしまう

企業で働く場合は所定労働時間があり、また休日もあって仕事する時間が決まっています。またここ最近では労働時間の削減を図る動きが各企業であります。一方フリーランス人事には決められた労働時間の制限はありません。そのため、ついつい多くの案件を抱えてしまい、休む日がないということも起こりえます。闇雲に仕事を取りに行くのではなく、あらかじめ自分はどれぐらいの労働時間で仕事をするのか、決めておくといいでしょう。

収入が不安定

収入の増加をメリットとして上げましたが、逆に知識やスキルが上達せず、また仕事で成果を上げられなければ十分な報酬をえることが難しくなってしまします。クライアントはしっかりと実績のあるフリーランス人事に仕事を任せたいので、少しずつでもいいので着実に経験を積んでいき、コンスタントに稼げるようにしていきましょう。

フリーランス人事になるためには

まずは企業で人事経験を積もう

人事未経験の人がすぐにフリーランス人事になることはほぼ不可能です。なぜなら、クライアントは、フリーランス人事と契約する条件として経験者であることを前提しているからです。

そのため、まずはどこかの企業で人事の経験を積むようにしましょう。自分は採用がやりたいのか、人材育成がしたいのか、それとも労務管理をしたいのか、それともすべてなのか、、考えたうえで求人を探しましょう。

副業で案件の獲得方法を学ぼう

企業での人事の経験を積めたら、そのまま退職という手もありますが、まずは副業でいくつか案件を受けてみるのも良いでしょう。副業で経験を積む、というよりは、案件の獲得方法を学ぶことの目的です。退職後に案件探しからスタートした場合、うまく案件が受けられなかった場合の収入がゼロになってしまうので、慎重に行くといいでしょう。また、「フリーランス人事になりたいと思ってたけど、実際に案件を探してみたら自分は企業での人事の方が合っているかもしれない」と思うこともあります。とはいっても、一度フリーランス人事になったら一生企業へ就職できないというわけではないので、思い切って在籍している企業を退職してフリーランスに注力するのも一つの手ではあります。

案件探しはエージェントサービスの利用がおすすめ

案件を探す手段は様々あります。例えば下記のような方法です。

  • 知人の紹介(人脈)
  • 付き合いのある取引先
  • 広告宣伝
  • クラウドソーシング
  • エージェントサービス
  • webやSNS

簡単な案件についてはクラウドソーシングがおすすめです。ただ、採用アシスタントやデータ入力といった事務的な簡単がほとんどであり、スキルアップは望めないことから、副業やフリーランスなり立ての時に試してみる、というのが良いでしょう。

また、おすすめなのがエージェントサービスの利用です。エージェントサービスを利用することで、自ら仕事を獲得しにいかなくても、自身のスキルや希望する働き方にマッチした案件を見つけることができます。最近では企業側のフリーランス需要も高まっているため、案件が増えています。一つの案件が終了したら、またエージェントサービスに新しい案件を紹介してもらう、といったようにしていけば、コンスタントに案件を獲得していくことが可能です。

おすすめエージェント

最近では人事特化型の求人紹介サービスがいくつか世に出てきました。その中でもおすすめなのが人事専門の転職エージェント【人事プロパートナーズ】です。

株式会社Hajimariが運営している人事特化型の求人紹介サービスです。同社が運営しているIT特化型の求人サービス【ITプロパートナーズ】が有名ですが、2021年10月には【人事プロパートナーズ】の登録ユーザ数も5,000名を突破するほど、実績が増えてきています。業務委託や副業案件、また正社員での求人等、様々案件があるため、自分に合った案件を見つけることができます。おすすめのポイントは下記です。

1.人事領域での掲載案件が豊富

人事に特化した人材紹介会社として実績をつんでいるため、多くの企業が人事領域で豊富な案件を掲載しています。

2.キャリアアドバイサーに人事領域の知見がある

人事責任者や人事経験者が、キャリアアドバイザーとして多く在籍しているため、人事領域で求職者に寄り添ったキャリアの支援をしてくれます。

3.紹介先企業との信頼関係がある

人事領域特化で実績を積んでおり、複数の企業の人事領域の課題解決パートナーとしてのポジショニングをとっているため、フリーランス人事の案件獲得率や転職決定率が高いです。

学ぶ人事
学ぶ人事

株式会社Hajimariではその他に人事の学びと交流の提供を目的とした人事のオンラインサロン【人事倶楽部】も運営しています。人事ノウハウが詰まった動画視聴やセミナーへの参加など、全て無料で利用できるため、人事としてキャリアを積んでいきたい人には魅力的なサービスですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?人事といえば企業で働くイメージが強いですが、実はフリーランス人事が増えており、また企業からの需要も高まっています。世の中全体が様々な働き方ができる時代に急速に変化していますので、今後のキャリアの一つの選択肢として、フリーランス人事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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